松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

名残裏(ナウ)、句上

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参着ハ御縁次第の遣唐使  菊武
 いくらともなく詠捨る哥  万年
仕廻ハれて来ぬ夜の伽の郭公  太路
 時ならす鉄漿付る癇癪  太路
小屏風ハ取扱ひも手軽くて  万年
 脇本陣も開く大門  太路
日の色に気の改まる花の春
 福寿と二輪咲出る草

立志 白日公  203
梅足   145
環川子  127
東寓 白日公  179
斗涼   111
環川子  110
作者(連衆)
菊武・万年・太路
点者
立志・東寓