松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

名残裏(ナウ)、句上

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相撲取秋のあはれはしらぬ也  馬隠
 男優りの妻の鉋丁 菊貫
樽のロきるとこそやのいつも神酒  梅足
 存在しらすの和布刈見に立  牛如
渡し守謡のやふな咄して  仝
 あらやうかまし醉過に脱く笠  フ
いつことも限らしはなの真さかり  フ
 駒鳥も雲雀もまけぬ朝起  フ

甘棠子 太路   46
鶴媛子  35
素飛   32
甲長子 太路   55
牛如   43
公    42
 兊堂 菊貫子  72
升来子  41
梅足   40
 陸馬 梅足   39
太路   38
升来子  33
作者(連衆)
牛如・梅足・菊貫(真田幸弘)・馬隠
点者
陸馬・兊堂・甲長子・甘棠子