松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

表(オ)

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文化元年十一月廿七日
俳諧之連歌


笹啼も一樹の陰や梅の宿 白日
 むさき畳へ高き冬の日
音楽の迹のさかつきくつろきて
 出舩を觸る聲のにきハし
嶮岨なる山に嶮岨の山の添
 雲更になく月の片割
蔓物に障る計の秋のかせ
 土俵そこ/\相撲始る
作者(連衆)
白日(真田幸弘)