詣人もおなし□□@(虫損)@の練供養 | 太路四 |
酔ふほれす肩に仲居すた/\ | 白日五 |
翌雪と女房あてたる片頭痛 | 立葵二 |
黒ほう掃揃ひ煤掃の段 | 簣十四 |
罠の鼬ころすに成てもらい掛 | 陸馬五 |
大悟の胸は闇もあかるき | 立葵四 |
小便に起るとそこへは聲遠最う蓮見 | 簣十五 |
翅なけれとかこにすむ亀 | 馬隠 |
本復に引摺下駄の?????くつろへい | 白日六 |
白鞘のけふ出来し突出し | 貫環四 |
うすくらいすみ蔵に妹の昼立化粧 | 立葵五 |
暦を出して花盛見る | |
宵の月胡葱茹るにほひ有 | |
そよ/\と吹く風光る也 |
- 作者(連衆)
- 白日(真田幸弘)・太路・立葵・簣十・陸馬・馬隠・貫環