松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

名残裏(ナウ)、句上

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茸狩の鶉の床に昼休  「雲牙
 錠を卸て内に元政  「太路
引揚て天窓に障る鬼簾
 取違巻禿腹もたゝれす  「簣十
こそくつて笑はぬ賭も仇くらへ
 掾か高くて端居あやうき
長閑さよに俄催ひの花の宴
 蛙鶯ことのはの春

得器 梅足  71
白日公 49
貫環子 38
有佐 白日公 79
梅足  66
貫環子 54
一径 簣十  68
白日公 位65
花足  65
作者(連衆)
雲牙・太路・簣十
点者
得器・有佐・一径