文化二年乙丑小春三日
俳諧之連歌
草の花見にまかりて
百とせも其手の中や作り菊 |
露の恵みの深き山住 |
月の洩窓に草紙を繰捨て |
音おもしろく釜たきる也 |
隠者の名は二郎とも又太郎とも |
一吹とつと落葉是ほと |
はし/\は少し氷て浅流れ |
最う七ツ過鐘か聞ゆる |
文化二年乙丑小春三日
俳諧之連歌
草の花見にまかりて
百とせも其手の中や作り菊 |
露の恵みの深き山住 |
月の洩窓に草紙を繰捨て |
音おもしろく釜たきる也 |
隠者の名は二郎とも又太郎とも |
一吹とつと落葉是ほと |
はし/\は少し氷て浅流れ |
最う七ツ過鐘か聞ゆる |