松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

名残裏(ナウ)、句上

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八朔の梅見る人もみな一重  花足
 後を見せて強い薄雲  馬隠
わる口も誉めらるうち茶の手前 貫環
 よほと念入り初時雨降  菊武
身を横に友を呼合ふ峰の猿  同
 殊に白髪なりし魁  陸馬
旭栄いよ/\花の賑しき
 霞の仙子しつかこそよし

御持

白志 白日公 81
梅足  67
花足  66
湖十 白日公 74
梅足  66
花足  54
灌河 白日公 99
花足  89
梅足  58
百珉 花足  63
白日公 53
貫環子 52
作者(連衆)
花足・馬隠・貫環・菊武・陸馬
点者
白志・湖十・灌河・百珉