松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

名残裏(ナウ)、句上

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勝軍腹の減たも顔もなし  「春眠
 鳥居の側に古い石佛  立葵
年の市終て春の来る斗  「菊武
 越路は雪の底に人聲  「梅足
脇々も孝の褒美は見てもよし  「陸馬
 下役ひらむ上役の前  「立葵
聖代の花もたかはぬ時の順
 丹頂岡に龜遊ふ昏

如圭公御持

子鷹 牛如  位37
菊武  同
立葵  26
仏外 沾山  62
春眠  61
子弦  37
富屋 菊貫  51
春眠  42
菊武  39
作者(連衆)
春眠・立葵・菊武・梅足・陸馬
点者
子鷹・仏外・富屋