松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

名残裏(ナウ)、句上

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茶事なれは丁こそ次薄意薄雲に手を突せ 菊貫
 とんと色氣を去て咲枇杷  簣十
大伽藍其とつ端に乞食小屋  花足
 焼味噌て飯沖荒レの濱 菊貫
旅貴骨柳に名産物をへし込て
 門の戸開て音緊潔きよし
神垣に皆ぬかつきし花の人
 鳥囀て穏な春

如圭公御持

湖十 成孚公 66
子弦  52
菊貫  47
秀仙 春眠  62
成孚公 49
如圭公 47
古梁 成孚公 47
菊貫  44
如圭公 43
作者(連衆)
菊貫(真田幸弘)・簣十・花足
点者
湖十・秀仙・古梁