足蟹の?干ス戸に這ふて脇来湿気上り | 魚渕 |
只の女の目立つ色町 | 仝 |
丙午三度に足りし離縁別状 | 甘棠 |
剃ると遊極てすハる魂 | 沾花 |
耳に付く谷ツ七合の証の音 | 仝 |
泊りハ遠い小夜の中山 | 不騫 |
暮かけてなを光りそふ花の雲 | フ |
?子国に妙へなる囀の曲 | フ |
一力か亭を巣にしてか@ほ@よ鳥 | 不騫 |
湯気に曇りし鼈甲の@櫛@ | フ |
縫あけをおろした?程に夏柳 | フ |
夕立晴て秋めいた風 | フ |
- 作者(連衆)
- 魚渕・甘棠・沾花・不騫
足蟹の?干ス戸に這ふて脇来湿気上り | 魚渕 |
只の女の目立つ色町 | 仝 |
丙午三度に足りし離縁別状 | 甘棠 |
剃ると遊極てすハる魂 | 沾花 |
耳に付く谷ツ七合の証の音 | 仝 |
泊りハ遠い小夜の中山 | 不騫 |
暮かけてなを光りそふ花の雲 | フ |
?子国に妙へなる囀の曲 | フ |
一力か亭を巣にしてか@ほ@よ鳥 | 不騫 |
湯気に曇りし鼈甲の@櫛@ | フ |
縫あけをおろした?程に夏柳 | フ |
夕立晴て秋めいた風 | フ |