三韓を三百歳の一掴ミ | 僊哦 |
上廻り舞臺に腰の釣合 | 兎秀 |
年明の言葉にハまた尾か見へえて | 白日 |
心憎さは?閨の常釜 | 梅足 |
中庭に白斑の鷹の雪の梅 | 其漣 |
子に笑るゝ朝の生酔 | 成孚 |
真昼も凉風誘ふ橋の月 | フ |
象の通つた跡を小普請 | 如圭 |
饅頭を禿か口へほふはらせ | 春眠 |
真綿て首の異見する妻 | 僊哦 |
千両の封を切らせる春の風 | 兎秀 |
野惣懸ク支?度?花共やかゝよし | フ |
ぬす?ミし雉子に菜種のまた動き | 白日 |
唐と大和の古き絵襖 | フ |
- 作者(連衆)
- 白日(真田幸弘)・僊哦・兎秀・梅足・其漣・成孚・如圭・春眠