画像を拡大する 入る月や闇の方行雁の声 二百十日の穏な暮 口切た新酒に蔵の賑ひて こゝから向は笠をかふせす 旅人の物背負連る木枯に 名もなきものに多き冬草 はゝたりも年経る松の八九間 面白く世を渡る水茶屋