画像を拡大する 文化二年四月廿二日 俳諧之連歌 蝙蝠の狂ひかゝるや三日の月 散る卯の花を雪と見る道 旅の空蓼酢に酒を進せて 一口謡好まれにけり 拭込て唐木の如き床柱 年の暮とて何かいさまし 寒さうに思はれなとぬもの舩のうち いふ事さとく直にうなつく