来ぬ夜半の?□@(虫損)@蜜柑も音を鳴て | 梅足四 |
人間万事酒と傾城 | 「白日四 |
此筋はいつも涼しい風の来る | 陸馬 |
橋を忘れて道にさまよふ | 立葵三 |
鳥さしにうか/\附て乳母か宿 | 馬隠 |
芙蓉の雨を帯た御所下 | 太路四 |
心さまて假名うつくしき色紙にて | 貫環四 |
透見する眼て笙を吹く顔 | 「簣十 |
住吉の旭に白髪よくわかり | 「立葵四 |
とんほてかつく関取の駕 | 「馬隠 |
年明の打てかはりし秋の情 | 「貫環五 |
月の清光の門に戯れ男 | |
針あまた蘇鉄の勢ひ見出直して | 「陸馬 |
刷毛目に□□@(虫損)@重?硯台箱 |
- 作者(連衆)
- 白日(真田幸弘)・梅足・陸馬・立葵・馬隠・太路・貫環・簣十