松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

名残裏(ナウ)、句上

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子に負いくと角力ころり寝て
 竹田細工のやうな裾つき  杵十
しはらくに面蝋燭の二挺まて  太路
 又ない客に持をつて雪  梅足
熱澗を宿∇飲めと起さるZ  太路
 訓蒙図彙の外に猪牙舟  雲牙
二道に文武頼母し花館
 舞に諷ふ倦まぬ春の日

兊堂 環川   89
菊貫   64
雲牙   50
崑山 菊貫   58
環川   46
雲牙   45
仏外 環川   61
雲牙   58
梅足   54
作者(連衆)
雲牙・梅足・太路・杵十・菊貫(真田幸弘)
点者
仏外・崑山・兊堂