松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

名残裏(ナウ)、句上

画像を拡大する
吉原に居とハ親の露しらず 環川
 文書く時に立膝の癖  万年
勤番ハ三人部屋に拾五両  斗涼
 鷹を片手に立なから酒  太路
土器の飛ふ道灌の夢の跡  梅足
 黒き柱に掛けてある蓑  陸馬
まつ日和申分なき花の頃
 霞の中に声わかき鳥

吾山 白日公  47
太路   46
環川子  40
白英 白日公  58
環川子  40
太路   38
有佐 白日公  45
梅彦   41
太路   36
作者(連衆)
環川・万年・斗涼・太路・梅足・陸馬
点者
吾山・白英・有佐