松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

名残裏(ナウ)、句上

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猫舌にうろ/\船の煮すくひ  梅足
 高尾咄にしれる生国 環川
編笠を爪で弾せて膝枕 白日
 雨面白く泊る別荘  梅彦
浪間をさかな陶を呑干て 環川
 笑ふ事には差支なし  フ
咲くに咲いよ/\以て花の宿  フ
 雲に声する鵙の長閑さ  フ

立志 白日公  65
梅足   57
梅彦   47
朱明 白日公  70
環川君  67
梅足   57
双鳬 白日公  78
梅足   56
斗涼   47
作者(連衆)
白日(真田幸弘)・梅足・環川・梅彦
点者
立志・朱明・双鳬