松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

名残裏(ナウ)、句上

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釣船へ売かく船の声さひし  「梅彦
 供を帰して直に別荘  「菊武
垂丈の狂ふ袴の綻ひて  「陸馬
 兵具のあまた出し虫干  フ
葛切の游歩行て心る箸  フ
 家うちの睦ミ鏡とそ成る  フ
松ありて花花ありて松鶯  フ
 長閑な陽巣の鶴の声  フ

持 笑口 梅彦 菊武
瀾山
白日公  ■10
笑口   62
梅足   53
〇太路
木童
白日公  81
笑口   70
梅足   58
〇笑口 梅彦 菊武
白義
笑口   54
白日公  52
貫環子  51
〇太路
東寓
梅足   65
白日公  46
梅彦   41
作者(連衆)
梅彦・菊武・陸馬
点者
瀾山・木童・白義・東寓