松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

名残裏(ナウ)、句上

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御禮帆を下けて乗切る二見潟  「菊武
 土てつくつたやうな案内子  「簣十
天蓼の花乾てあうる妹か門  「牛如
 請出され日か今の誕生  花足
初雪も酔て来る朋もちらついて 「貫環
 国の廣さの牧も幾所
稜佐穏さ願ふてもなき花の空
 夕暮かけて興つきぬ春

貫環子御持

朱明 白日公 62
梅足  51
牛如  49
得器 白日公 59
牛如  40
簣十  35
作者(連衆)
貫環・花足・牛如・簣十・菊武
点者
得器・朱明