松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

名残裏(ナウ)、句上

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此廓の山吹牡丹時しらす 「白日 四
 角また折れぬ別荘の妻  太路 三
乗捨た舟へ煙管の捜し物  「簣十
 和睦の陣へ通ふ墨染  「花足
見ぬ振ハ笠着た人へ心入  「馬隠
 井出の蛙に身を恥る蟇  「太路
花一木去年より又咲増り
 愛たき事の打續く春

白日公御持

有佐 白日公 56
簣十  55
槑足  54
東寓 白日公 63
梅足  62
太路  42
白義 簣十  70
梅足  45
白日公 44
作者(連衆)
白日(真田幸弘)・太路・簣十・花足・馬隠
点者
有佐・東寓・白義