身揚りに雨の芙蓉の姿あり | 菊貫 |
ぱつぱと移る炭に伽羅の香 | 梅足 |
實検に惜やとおもふ首一ツ | 簣十 |
を重いた団扇の骨の無造作 | フ |
夜も蝿追ふて四月朔日夏右衛門 | 菊貫 |
掟写して仮名付て置 | フ |
六ツ三ツ分れて睦む花の下 | フ |
雲晴いらかに笑ひ合山 | フ |
如圭公御持
沾山 |
菊貫 44 如圭公 37 恵風 30 |
瀾山 |
春眠 64 簣十 58 恵風 54 |
岩松 |
春眠 50 其漣 43 梅足 38 |
- 作者(連衆)
- 菊貫(真田幸弘)・梅足・簣十
- 点者
- 沾山・瀾山・岩松