松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

名残裏(ナウ)、句上

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赤い実の残る垣根に秋暮て  「菊武
 姫とれは又産ませたい欲 「白日公
一枚の櫛てて事足る結ひ髪  「雲牙
 今戸に隠居隂中の陽  太路
夕?鯵の跡へ鮓賣油賣り  「簣十
 酒かなけれは口重な人  「太路
美色栄へる旭に花の寄宮所
 春をいさめの?鈴をふる鳥

立志 白日  62
蕢十  58
梅足  40
一亀 白日  76
雲牙  68
菊武  60
百珉 菊武  位49
太路  同
白日  46
白英 白日  61
菊武  59
笑口  55
作者(連衆)
簣十・太路・雲牙・菊武・白日(真田幸弘)
点者
白英・百珉・一亀・立志