画像を拡大する 世の中の常となさはや花の頃 笠を追来る蛇ふたつ三 帰雁耳もいつしか旅馴て 伸セは髪の又伸ぬなり 殖るともなく文車の文の敉 爰の流れの音いさきよし 交りも曇らぬ中の月の友 尾花薄もむすふ夕雰露