画像を拡大する 爰に見てかしこに聞や時鳥 繁る若葉の濃き薄き蔭 脇息にわたれ扇をまさくりて 走りてこよの使ひ事とる 此壱所細江に添ふて道直し むしろはたいてしまふ干物 降ことハ空の忘れて暮の月 石の間タ/\に秋草