画像を拡大する 文化元年九月 俳諧之連歌 綿畑へ雲納りて後の月 初夜より峰の鐘ひゝく秋 盤のうへ白の一目露と見て 画もさま/\の二枚折也 沖遥船のゆきかひ程近く 旅の勢ひも盃にこそ 凩の吹くもかまハておくる犬 袂を引て何歟つふやく