画像を拡大する 山の井も千尋に見へつ若葉陰 御 扇に記す旅の道法 柱まてむかし普請の古くして てつちか髪の油気はなし 蓋とれは海老のうくめく肴籠 生れ在所を言葉にそ知る 雲晴て猶一入の月の照 貴聞ふなら此あたりなり 作者(連衆)菊貫(真田幸弘)