松代藩第六代藩主 真田幸弘(菊貫)の文藝

翻刻文書

裏(ウ)

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手鑑の如し阿佛の反古襖  花足
 八重咲牡丹世ハ落薄着時  簣十
狂ひ出た弘?弓血氣の廓通ひ 白日
 前髪なから権八か膽  其漣
盃へ一輪散らす冬の梅 成孚
 昼入色印シも?緩やかなたりそら 如圭
川越の胸から上へ日を更受て  子弦

 慮外咎て見れハ氣違  春眠
宵のほと汗を忘れて玉兎  フ
 苦界十年嶋原を発夢  惠風
取親をしてよんた妻美しき  簣十
 露に濡たもる猫に梅の香  花足
花を待心は何処所も同じ事  フ
 寄ると咄もてきる春雨  フ
作者(連衆)
白日(真田幸弘)・花足・簣十・其漣・成孚・如圭・子弦・春眠・惠風