冬されにつれて淋しき牛の番?鞍 | 莫牙三 |
雪に?是非明なく長き戦陣 | 貫晨三 |
円座鞠聟の??器量を見違て | 梅足四 |
衣紋つくろふ庭子国姓 | 陸馬五 |
訳有て通へり兼たり段蔓 | 梅彦四 |
耳ある蛇を末社あつかひ | 白日五 |
厚総や馬?士も??衣装馬の列品 | 貫晨四 |
酒にかけても一手関取 | 莫牙四 |
月夜迄よしお大巾?山も仇々し | |
惟光ひとりなふる秋の蚊 | 梨東四 |
雷に箸と杓子もみな焚て | 梅足五 |
百の日雇か砂?金よなれける | 花足五 |
松ふるき侍にはな若々し | |
油障子に蝶の来た音 |
- 作者(連衆)
- 白日(真田幸弘)・貫環・莫牙・梅足・陸馬・梅彦・梨東・花足