供部屋の鼾□□□@(虫損)@し年忘 | 馬隠 |
五更の鐘に逃げる?雨図両 | 立葵 |
又高尾出来たる/\の沙汰斗 | 白日二 |
眼の関たらけとうしのんても | 陸馬 |
震て見て小石をはさむ涼臺 | 簣十三 |
秘蔵の狆の思廻つてはワン | 馬隠三 |
小夜鵆なくや駒形待乳山 | 太路 |
雪見物は不義承知るな妻 | 貫環三 |
神隠なとゝ放埓息子株 | 馬隠 |
耳塞事多い世の中 | 陸馬 |
燕の碇はなしに羽を休め | 馬隠 |
花の日和も狂ふ此頃 | |
ぬるむ水はや黄昏の月の影 | |
しひほ?り???□@(虫損)@咒ひのある |
- 作者(連衆)
- 白日(真田幸弘)・馬隠・立葵・陸馬・簣十・太路・貫環